こんにちは。
【白髪に悩むすべての女性へ】をコンセプトに、
福岡県宗像市にあるマンツーマンサロン「noor(ヌール)」の平間直子です。
白髪が少ない=黒髪が多い=透明感が出にくい=褪色はオレンジや黄味が出やすい=重く見えやすい…
これらは良くも悪くも白髪率10〜30%の特徴です。
1人のお客様で白髪を活かす脱白髪染めへ移行する過程を見てみましょう。
白髪率は10%ほどですが3週間周期で白髪染めをしているお客様です。
白髪染めをしていた頃⇩⇩

白髪染めをやめて、白髪を活かすカラーへ移行するため、ハイライトを入れました。

6週間後にもう一度ハイライトを入れました。⇩⇩

ハイライトは極細で入れていたので色が抜けても金髪にはなっていないですね。これが理想。
ミセス世代で褪色が金髪に抜けていたり、太い筋が出ていたらアウトです。
ハイライトを入れて次回来店された時にキンキンに抜けて派手になってしまった…というのは脱白髪染めにおける失敗で1番多いかもしれません。
白髪をぼかしたかったのに、予想以上に明るくなってしまうのは困ります。それは求めてない…ですよね。
話を戻しましょう。

白髪染めで一色にしっかり染めていた時(一枚目写真)と比べるとライトに反射して透明感のある細やかな筋がみえます。
白髪少なめさんは透明感が出にくいので白髪染めから脱白髪染めへ移行した後も定期的にハイライトを入れてあげる事で見た目の美しさのクオリティがあがるのでオススメです。
近づくとこんな感じです。⇩⇩

白髪が多ければ必然的に明るさも出てきますが、
少なめさんは黒髪が圧倒的に多いので明るさが出しずらい…という観点からもハイライトはメリットがあります。
この辺りはお客様の好みの幅がとても広いです。
白髪は個人差が大きく、年齢では縛りきれないところがありますがだいたい30〜40代と多少年齢層が若めな傾向ではあるかもしれません。
・仕事上明るいのがNG。
・黒髪ベースが良い(明るさを求めていないが白髪に色は入れたい)
・ある程度なら明るくしたい。
・どうせならハイトーンが良い。
などなど、白髪も気になるけど、明るさが欲しい、デザインも楽しみたいなどのご希望も結構ありますね。
その中で明るくしたいというご希望の場合は、やはり限度があるということをご理解ください。
例えば白髪率が30%以下の場合、この下の写真のような明るさにはなりません。

これらの色味や明るさが欲しい場合は全頭ブリーチしてオンカラーが必要になります。
逆に言えば白髪が80%以上あればブリーチをせずにこの色味が叶うということです。
明るくなるのはちょっと…と気にされるお客様は結構多いんですが、白髪率によるのでご安心を…。
もう1人ご紹介しますね。
チラチラ白髪さん。10%以下です。

白髪染めから脱白髪染めへ移行する為にハイライトを入れさせて頂きました。仕上がりはこちら↓↓

自然なツヤと筋が出て、暗いながらも透明感を感じますね。

まとめ
白髪少なめさんは黒髪が多い分、そもそも明るさを出すのは難しいですが、それを求める方が多い傾向にあるので安心して脱白髪染めへ移行しやすいかもしれません。
ただ、もうひとつ私が脱白髪染めを行っていて思うことは、正直なところ白髪少なめさんは脱白髪染の良さを感じずらい傾向にもあります。
白髪が固まっている方や白髪多めの人の方が脱白髪染めに関しては
「やってよかった!全然気になり度合いが違った!」
という体感の部分の反響があります。
…がしかし、白髪染めを続けることでジアミンアレルギーのリスクが高まる可能性や、髪のゴワつきやダメージを引き起こす可能性、明るくしたい時に白髪染めの場合、難易度が高いことなどを考えると白髪染めをやめることには多くのメリットがあると言えます。
ひとりひとり気になり度合いは違いますし、気になるポイントも違うのが白髪の難しいところ。
だからこそ、お客様の声を拾っていきながら、1番ピタッとくる方法を一緒に探していきたいと思っています。
